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結腸反射と自律神経について

ライフスタイルを変える必要が?

便秘を改善するためには、食事や運動だけでなく生活習慣を見直すべきと言われます。

 

そう言われても、一度身に付いた習慣を変えるのはなかなか難しいもの。

 

そもそも、ライフスタイルを変える必要性はどこにあるのでしょうか。

 

スムーズなお通じのカギを握る結腸反射と自律神経

結腸反射(けっちょうはんしゃ)って?

 

スッキリと排便するためにまず欠かせないのが『便意が起きること』ですが、便意が発生するためには二つの『反射』が重要になります。

 

ひとつは、胃の中に食べ物が入ってきた時に腸が動き出す『結腸反射』、もうひとつは、結腸反射により便が運ばれ、直腸に便が溜まったときに起こる『直腸反射(ちょくちょうはんしゃ)』です。

この二つのどちらかが鈍っても便秘の原因となり得ますが、排便への道のりは食べ物を食べた時の結腸反射から始まるわけで、一日の中でこの結腸反射をリズムよく起こすことが、お通じにはとても大切なのです。

自律神経(じりつしんけい)と腸

 

すべての臓器を支配しているように思える人間の脳ですが、実は腸は脳とは違う神経のネットワークを持っていて、結腸反射や直腸反射は脳を間にはさまずに起きる反射です。

 

消化から排便までのシステムはちょっと複雑で、『入ってきたものを消化して便にする』ことは、脳の命令がなくても腸の神経ネットワークの判断で行われるのですが、『便を出しなさい』と指令を出すのは脳が行っています。

 

このとき、腸と脳の仲介をするのが自律神経です。

 

腸と脳は自律神経を通じてつながりあっており、便が直腸まで届いて直腸反射が起きると、自律神経から脳にそれが伝えられ、排便するかどうかの判断を脳がするというわけです。

この自律神経のバランスは、不規則な生活やストレスによって乱れやすく、自律神経の不調が続くと便意が起こりにくくなったり乱れたりして、便秘が起こります。

 

すっきりと排便するためには、『リズムよく結腸反射を起こすこと』と『自律神経を整えること』が不可欠です。

 

それぞれが、便意を起こし排便するまでの家庭で、重要な役割を果たしているのです。

 

ライフスタイルを見直す必要性はここにあります。

 

 

 

便秘解消に向けたライフスタイルを作る

 

食事の習慣が大切

便秘を解消するためには、食事のリズムがとても大切です。

 

規則正しい食事は毎日一定の時間に結腸反射を起こし、便意を起こしやすくします。

 

また、メリハリのある生活は自律神経のバランスを整えるためにも有効です。

睡眠

 

まずは十分な睡眠をとりましょう。できるだけ決まった時間に寝起きするようにします。

 

仕事などでどうしても床につく時間が変わってしまう場合、せめて朝の起床時間は一定にしましょう。

 

 

起床〜朝食

 

起きたらまずコップ一杯の水を飲むと、それまで眠っていた体を起こすスイッチとなります。

 

朝食前に水を飲んでおくと、胃がよく動いて消化もスムーズです。

 

また、軽くストレッチをするなどして体を動かすのも、体を目覚めさせるスイッチになります。

 

忙しいからと朝食を抜くことはせず、しっかり食べて結腸反射を起こして腸を動かしましょう。

 

朝は、便意を最も感じやすい時間帯です。朝食を食べて朝排便する習慣をつけましょう。

 

 

昼食

 

昼食後にも結腸反射は起きますが、朝よりは弱めです。

 

ですが抜いたりせず、食べ物をおなかに入れることが大切です。

 

 

ティータイム

 

午前中、仕事や家事続きで緊張した自律神経を休めるために、午後に少し休憩を入れると良いですね。

 

10数分でも、ほっとできるお茶の時間を作ると有効です。

 

おなかの張りを和らげるシナモンや腸をリラックスさせるペパーミント、腸の動きを助けるカモミールなどのスパイスやハーブを使ったお茶を飲むと、自律神経と同時におなかも労われます。

 

ハーブティーが苦手な人は、おろししょうがとシナモンをお湯で溶き、はちみつやオリゴ糖で甘みをつけたドリンクなら手軽です。

 

 

夕食

 

夕食もしっかりと取りましょう。朝や昼に比べて便意は起こりにくいですが、夕食で大切なのはリラックスすることです。

 

一日動き回ってたまったストレスを、おいしい食事をとることで軽減します。

 

ゆっくりと落ち着いて食事できる環境を作りましょう。

 

 

寝る前

 

寝付くための準備をします。
普段、寝つきが悪い人は体を温めると良いでしょう。

 

体を温めることは、リラックスできるほか、腸の動きをうながすことにつながり、翌朝のお通じを起こすためにも効果的です。

 

寝る前に、洗面器に少し熱めのお湯を張ってペパーミントのアロマオイルを一滴たらし、そのお湯でタオルを絞ります。絞ったタオルをビニール袋に入れて上から別のタオルで包み、それをおなかにあてると、とてもあたたまります。

電子レンジで蒸しタオルを作るより少し手間がかかりますが、ハーブを使うことでただの蒸しタオルよりもリラックス効果が上がりますので、試してみて下さい。

 

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